2015年 05月 21日
「根曲がり竹」「こしあぶら」山の幸贅沢に
妻と二人近くの山へ山菜取り。
目的は「こしあぶら」「わらび」。
山に住んでいるくせに、山菜取りはど素人の両名、
山をさ迷うほどは収穫なしだが夕飯分ぐらいはゲット。
さすがに「こしあぶらは」もう少し遅い。大きくなっている物が多い。
ワラビは盛りだが食える分だけで良いでしょ・・と2時間ほど散策。
帰りの車中で「そう言えば竹の子(根曲がり竹)はそろそろかな?」と言う話になり、
栄村の道の駅まで足を伸ばす。
山深くに入れば竹の子も取る事も出来るが山で迷う事も多く、
我輩みたいな素人は手を出さない方が無難。
最近熊も出たという話もあるし、危うきに近付かずと購入。
ところで、この「根曲がり竹」サバ水煮缶詰と一緒に竹の子汁にするのが王道。
長野県北の方ではこの時期、さば缶は大量に売れるのです。
この竹の子、皮をむき、伏しを取れば食える所は3分の1程度。
美味いが準備に難儀な食べ物です。
夕飯はこしあぶら、まいたけ(一緒に購入した)の天ぷらと、竹の子汁。
この時期だけ味わえる山の幸を満喫予定・・・。
これが田舎に住む幸せと言うものだ。
やる気さえあれば儲かるんだけどなぁ。・・・と思いながらも
食いたい時にちょっと拝借が山に住む者のたしなみ。
素人が無理すると消防団の迷惑になるし・・・。
実は我輩も30年近く地元の消防団に所属していたことが有り、
山の遭難(山菜取りで行方不明)捜索には数度出動した。
それはそれは山探しは難儀な仕事。たしか出動手当て1日千円で。
それも都会からの山菜取り・・・迷惑千万と思いながら
仕事を休んで1週間も捜索した日にはやれやれだった。
山の恵みは嬉しいが、無理せず楽しむのが山のルールで。
出来ればベテランと同行が道に迷わない条件です。
皆さん気を付けて下さいな・・遭難は地元に迷惑です。
by seichi0412
| 2015-05-21 17:34