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せっちょん、プーになる。

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今夜はお祭り、まずは準備。

半日はバイトで稼げ稼げ。今年のお盆は欠かさず働いております。半日が主流ですけど。
今日、朝も早い内から神社の旗上げ、隣組が順番にお盆中上げ下げを実施しているが、本日、我が組が当番。
これも区民の義務。出勤前の一仕事。無事上がって良しよし。

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今日は祭り。午後から準備作業に係りが総動員。
天狗舞担当の我輩も鳥居にしめ縄を張ったり衣装の確認等大忙し。
舞手のあっちゃんも帰省してくれた。
実は後継者であるあっちゃん、2年前、仕事の関係で関東に引っ越した。
舞手になる若い人がいない過疎の村、若い人が居ればそれぞれの演目の舞手、囃子方に割り振って来たが、そろそろ限界が近い。
天狗舞担当は当面大丈夫と高をくくっていたのだが・・。当てが外れて将来が心配であります。


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それでもそんな事情を考慮して、ちゃんと帰省して踊ってくれる。
今年も「帰って来てくれ」コールをすれば・・予定していますとの返事。頼もしい後継者だ。
最悪の場合、このじじいが踊らにゃいかんと覚悟はしていたのだが・・助かった。
踊りの確認はしてはあるが、何せ衣装を着たら動けない。
松明に火を付けて踊るし、真剣も持っても踊る。体力がなければ成り立たない仕業。

天狗が神社への先導をする慣わしのため(鳥居のしめ縄を切り、神社へ人々を導く)やらないわけに行かん。
雨が降ろうが、槍が降ろうが野外で踊るのだ。幸い今夜は雨の予定なし。いいぞ・・いいぞ。


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過疎とはまずこういう伝統行事に関わる人数が減って行く事に始まる。
残念ながら、舞手は年寄りには出来ない。テクニックだけのごまかしではどうにもならない事もある。
ここに住む若手は、好き嫌いに関係なく皆関わるのが有る意味掟。
ただ。いかんせん若者がこの地に残らない。
自然環境が厳しい、仕事が限られる、都会に憧れる?理由は色々だが、どうにもならない現実がこの地を襲う。
それでも1年に1度の祭り。区民の笑顔があるかぎりやり続ける。この地に生まれ、この地で生きて居る者の勤めだ。
祭りの様子は明日報告です。




by seichi0412 | 2015-08-16 16:38