2016年 01月 08日
田舎は大概直面している(第569回)
一晩降れば(8cmぐらい)、昼間はまたお天気。今年はおもしろい天気です。
普通の年なら積雪がもう150cmぐらいになっているはず。現在の積雪15cm程度。
この地域としては嬉しいんだか悲しいんだか???。
それでも山々の木々はビューティフルであります。
これ、伝統行事ゆえ何か寂しさを感じるニュース。
実は、今日職場でこの地方に伝わる伝統行事「道祖神祭り」の準備をして来た。
我が集落でも、10日に実施予定だが、子供が減り運営する衆も減り、何とか継続しているのが精一杯の状況。
当然、お盆に行われる集落の神社の祭りも同じである。
全国の田舎は大概この問題に直面している。
昔から行われ、引き継いだ伝統行事を無くすもんか・・・と今生きる我々は頑張っているが、
現実は四苦八苦しながらの運営になっている。
なぜこんな風になったのだろう??。
田舎を切り捨ててきた政治が悪いのか、地域に働く場所等作る力がないのか、
若者を繋ぎとめて置くだけの魅力がないのか、我輩たちが悪いのか。それらが複合してなのか。
なんと言ってみても、現在の状況がすぐ好転なんかしない。
今何とか気張っている我輩たちが、明るく、楽しい思いを持って生きて行く姿を見せるしかない。
田舎に生きる喜びを見せて行くしかない。
都会に住む若者だって、きっと見ていてくれるはず。田舎を見直してくれるはず。
そんな思いを抱きながら、じじいは毎日気張って行くぜい。
by seichi0412
| 2016-01-08 18:28